FORGING 鍛造とは

鍛造を知る

たん‐ぞう【鍛造】

金属を加熱し、鎚かなづちまたは水圧機で打ち延ばして形づくり、ねばり強さを与える作業。

たんぞう‐きかい【鍛造機械】

金属素材を鍛造する機械。落しハンマー・蒸気ハンマー・水圧プレスなど。

広辞苑より引用


鍛造とは、鉄などの金属を加圧及び打撃して目的の形状にする塑性加工法です。日本の鍛造の歴史は古く、古事記及び日本書紀より西暦紀元3世紀から4世紀頃の装飾品や農耕具づくりがはじまりとされています。
その後、日本刀づくりにおいて平安時代に大きな進化を遂げた刀鍛冶の工法が、現代における鍛造技術の原点になっています。
鍛造でつくられた製品は、自動車をはじめとした産業機械器具、土木や建設機械、航空機、船舶、工具など、産業用の重要保安部品から日常生活の道具まで、幅広い分野で使用されています。

他技術との比較

技術の
仕組み
鍛造

素材を加熱・加圧し成形する工法

切削

素材から形状を削り出す工法

鋳造

溶かした鉄を
型に流し込み
冷やして固める工法

製造品の
特徴
 

材料の形状に沿って鍛流線が形成

 

加工した部分で鍛流線が切断

 

鍛流線が無い

鍛造品の特徴

strong

強度に優れ、引張り強さ、硬さ等の
機械的性質のバラツキが少ない

連続した鍛流線によって、鋳造部品にはない強靭さを得られる鍛造部品は、従来よりも部品のサイズを小さくできることから、軽量化、省スペースなどお客様の設計の自由度が広がります。

green

製品の最終形状に近い形に成形できるため、
材料が節減できる

ニアネットシェイプで機械加工取り代を極限まで減少させ、使用する材料を最小にすることで、エコ、材料製造に伴うエネルギー消費を削減、機械加工時間の短縮やCO2排出量削減、コスト削減が期待できます。

ゴーシューの
鍛造について

1946年から進化を続ける
技術・設備に
自信があります

ゴーシューは鍛造一筋で
数々の部品を製造してきました。
エンジン・シャシー・
トランスミッションなど、
自動車に欠かせない
部品・パーツからはじまり、
現在は医療分野やロボットなど
時代に必要とされる機械まで、
業界を問わずご依頼いただいております。
製品の品質を高め続ける、
私たちの技術と設備をご紹介します。

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